用語集

通信

プロバイダー

インターネットへ接続するサービスを提供する会社です。
プロバイダーの契約が無いと、インターネット回線があってもインターネットを利用できません。
正式名称のInternet Service Provider(インターネット・サービス・プロバイダー)を略して、ISP(アイエスピー)とも言います。

FTTH(エフティーティーエイチ)

Fiber To The Home(ファイバー・トゥー・ザ・ホーム)の略で、光ファイバーを使った家庭向けの通信サービスです。
タムネット光やフレッツ光はFTTHです。

HFC(エイチエフシー)

Hybrid Fiber-Coaxial(ハイブリッド・ファイバー・コアキシャル)の略で、光ファイバーと同軸ケーブルを組み合わせた通信サービスです。

イーサネット

主に室内や建物内でコンピュータや電子機器をケーブルで繋ぐ際の、有線LANの通信規格です。

PPPoE(ピーピーピーオーイー)

Point-to-Point Protocol over Ethernet(ポイント・ツー・ポイント・プロトコル・オーバー・イーサネット)の略で、電話回線などを通じてインターネットに接続する際に用いられていた「PPP」を、イーサネット上で利用できるようにした接続方式です。
インターネットへ接続する際に、IDとパスワードによるユーザー認証が必要です。

IPoE(アイピーオーイー)

Internet Protocol over Ethernet(インターネット・プロトコル・オーバー・イーサネット)の略で、インターネットで情報を送受信するための基本的なルール「IP」に則り、「PPP」を介さず直にイーサネットに接続する方式のことです。
アクセスしてきた回線による回線認証のみで、IDとパスワードによる認証は不要です。

LAN(ラン)

Local Area Network(ローカル・エリア・ネットワーク)の略で、限られた範囲内(家など)にあるパソコンや通信機器などをケーブルや無線などで接続し、相互にデータ通信できるようにしたネットワークのことです。

WAN(ワン)

Wide Area Network(ワイド・エリア・ネットワーク)」の略で、遠く離れた場所とつながったネットワークのことです。
インターネットもWANのひとつです。

Wi-Fi(ワイファイ)

無線でネットワークに接続する技術のことです。無線LANとほぼ同義です。
厳密には様々な機器を無線で相互接続できるように定めた規格です。
利用できる周波数帯に2.4GHzと5GHzがあります。

AP(エーピー)

Wireless LAN Access Point(アクセスポイント)の略で、ネットワークに接続するための場所です。
Wi-Fiルーターを使っている場合はルーター本体がAPになります。

SSID(エスエスアイディー)

Service Set Identifier(サービスセット識別子)の略で、Wi-Fiに繋ぐためのAPの名前です。
「ネットワーク名」も同じ意味です。
ルーター本体に記載してあることが多いですが、任意の名前に変更することも可能です。

暗号化キー

機器からSSIDを選択し、Wi-Fiに繋ぐ際に必要なパスワードです。
「Wi-Fiパスワード」や「KEY」も同じ意味です。
通信を暗号化するために必要です。

2.4GHz帯(2.4ギガヘルツたい)

※一般的にSSIDでは「g」で表示されます。

長所 壁や床などの障害物に強く、電波が遠くまで届きやすい
対応機器が多い
短所 色々な製品で使用されている無線帯域なので、混雑して不安定になりやすい
アパート、マンション等だと他の部屋からの電波の影響を受けることもある

5GHz帯(5ギガヘルツたい)

※一般的にSSIDでは「a」で表示されます。

長所 基本的に無線ルーター以外で使用されない帯域なので、繋がりやすく安定している
2.4GHz帯と比較して、より高速な通信が可能
短所 2.4GHz帯と比較して壁などの障害物に弱く、通信距離が長くなると電波が弱くなりやすい
対応していない機器がある

Wi-Fiの規格

Wi-Fiの規格によって、最大通信速度や周波数帯が異なります。

規格名 世代 最大通信速度 周波数
IEEE 802.11ax 第6世代「Wi-Fi 6」 9.6Gbps 2.4GHz帯/5GHz帯
IEEE 802.11ac 第5世代「Wi-Fi 5」 6.9Gbps 5GHz帯
IEEE 802.11n 第4世代「Wi-Fi 4」 600Mbps 2.4GHz帯/5GHz帯
IEEE 802.11g 第3世代 54Mbps 2.4GHz帯
IEEE 802.11a 第2世代 54Mbps 5GHz帯
IEEE 802.11b 第2世代 11Mbps 2.4GHz帯
IEEE 802.11 第1世代 2Mbps 2.4GHz帯

Bluetooth(ブルートゥース)

無線の規格の一つです。
数メートルから10メートル程度の近距離で、機器を無線で相互接続できるように定めた規格です。

4G/LTE(フォージー/エルティーイー)

4G/LTEは携帯電話の電波を使用した通信サービスです。
4Gは、4th Generation(フォース・ジェネレーション)の略で、第4世代移動通信システムのことです。
LTEは、Long Term Evolution(ロング・ターム・エボリューション)の略で、第3世代移動通信システム(3G)を高速化して、4Gへの移行をスムーズにするために開発されてきました。3.9Gとも呼ばれます。
4GとLTEはほぼ同じ意味で使われています。

5G(ファイブジー)

5th Generation(フィフス・ジェネレーション)の略で、携帯電話の電波を使用した、第5世代移動通信システムのことです。
4Gと比較すると
・通信速度が格段に上がる
・同時接続数が増える
・遅延が少なくなる
の違いがあり、自動運転など様々なサービスに活用されることが予想されます。
※Wi-Fiの5GHzとは違います。

機器

ルーター(無線ルーター、Wi-Fiルーター)

複数の機器(パソコンやスマートフォンなど)をインターネットに繋ぐ際に必要になります。
無線機能を持つものは、有線だけでなく無線(Wi-Fi)で機器を繋ぐことができます。
※ルーターが無いと、1台の機器しかインターネットに繋ぐことができません。
※家電量販店などでお買い求めください。

ONU(オーエヌユー)

Optical Network Unit(オプティカル・ネットワーク・ユニット)の略で、光回線終端装置のことです。
光信号と電気信号を変換する機器です。
タムネット光やフレッツ光など、光回線でインターネット接続をする際に必要になります。
※NTT西日本からレンタルされます。

HGW(ホームゲートウェイ)

Home Gatewayの略で、OUNとルーターの機能を併せ持つ機器です。
タムネット光やフレッツ光で、ひかり電話を利用される場合はこの機器になります。
※無線で繋ぐ機能はありません。
※NTT西日本からレンタルされます。

無線LANカード

HGWに取り付けることで、無線で機器を繋ぐことができるようになります。
※タムネット光やフレッツ光のオプションメニューです。月額利用料 220円。
※NTT西日本からレンタルされます。

サービス

光コラボレーション

NTT西日本のフレッツ光とプロバイダーを一本化したサービスのことです。
光コラボとも言います。

転用

NTT西日本が提供しているフレッツ光を、タムネット光へ変更するための手続きです。

事業者変更

他光コラボレーション事業者が提供している光コラボ(○○光)を、タムネット光へ変更するための手続きです。

電話

IP電話(アイピーでんわ)

Internet Protocol(インターネット・プロトコル)電話の略。
いわゆるアナログ電話(メタル線)ではなく、インターネットの回線を使う電話のことです。
076などで始まるプライマリ電話と、050で始まるセカンダリ電話があります。

ひかり電話

FTTHを使ったIP電話のことです。
これまでアナログ電話で使っていた番号(076など)がそのまま使え、基本料金を安くすることができます。

番号ポータビリティ

電気通信事業者や通信サービスを変更しても、電話番号を変えずに継続して利用できる仕組みです。
アナログ電話からひかり電話に移行する場合も、番号ポータビリティを利用することで同じ電話番号が使えます。

セキュリティ

セキュリティ

暗号や防御のためのソフトウェア、アクセスの制限などを用いて、データやシステム、通信などを保護し、機密漏洩や外部からの攻撃、改ざんなどの危険を排除することです。

マルウェア

malwareは、「悪意のある」という意味の英語「malicious(マリシャス)」と「software(ソフトウェア)」を組み合わせて創られた混合語で、不正かつ有害に動作させる意図で作成された悪意のあるソフトウェアなどの総称です。

コンピュータウイルス

マルウェアの一種で、プログラムファイルからプログラムファイルへと感染するものです。
メッセージや画像を表示するだけのものもありますが、ファイルを消去したり、パソコンが起動できないようにしたり、パスワードなどのデータを外部に自動的に送信したりするタイプのウイルスもあります。
増殖するための仕組みを持っているため、パソコン内のファイルや、ネットワークに接続している他のパソコンのファイルに自動的に感染させるなどの方法で自己増殖します。また、ウイルスが添付されたメールを開くと感染することもあるので、セキュリティ対策が必要です。

セキュリティソフト

マルウェアからパソコンやスマートフォン・タブレットを守るソフトウェアのことです。
トレンドマイクロ社のウイルスバスター、ESET社のESET(イーセット)、シマンテック社のNorton(ノートン)などがあります。

ソフトウェア

ブラウザ

サイトを閲覧するためのソフトウェアです。
Microsoft社のEdge(エッジ)やInternet Explorer(インターネットエクスプローラー)、Google社のChrome(クローム)、Mozilla社のFirefox(ファイアフォックス)、Apple社のSafari(サファリ)などがあります。

メールソフト

電子メールを送受信するためのソフトウェアです。
Microsoft社のOutlook(アウトルック)、Mozilla社のThunderbird(サンダーバード)などがあります。

POP(ポップ)

Post Office Protocol(ポスト・オフィス・プロトコル)の略で、メールの受信方法の一つです。
サーバーにあるメールをパソコン等の端末にダウンロードして、端末上でメールを管理する仕組みです。
ダウンロードする際にサーバーからメールが無くなるので、複数の端末でメールを受信したい場合は、サーバーにコピーを残す設定にする必要があります。

IMAP(アイマップ)

Internet Message Access Protocol(インターネット・メッセージ・アクセス・プロトコル)の略で、メールの受信方法の一つです。
サーバーにあるメールをパソコン等の端末にはダウンロードせず、サーバー上でメールを管理する仕組みです。

設定

接続ユーザー名(ユーザーID)

インターネットに接続するために必要なプロバイダーの接続情報です。
HGWやルーターに設定します。
例)sample@sh2.tam.ne.jp
※パソコンにも設定できますが、その場合はそのパソコン1台しかインターネットに繋ぐことができません。
複数の機器を繋げたい場合は、HGWやルーターが必要です。

接続パスワード

接続ユーザー名を設定する際に必要なパスワードです。

メールアカウント(ユーザー名)

お申し込み時にお客様で決められた名前です。
例)sample

メールアドレス

メールアカウントの後に@tam.ne.jpが付いたものがメールアドレスになります。
メールソフトに設定することで、メールの送受信ができるようになります。
例)sample@tam.ne.jp

メールパスワード

メールソフトにメールアドレスを設定する際に必要なパスワードです。

受信サーバー名

メールを受信するサーバーです。
受信サーバーに届いたメールが、パソコンなどのメールソフトにダウンロードされます。
メールソフトにpost1.tam.ne.jpと設定します。

送信サーバー名

メールを送信するサーバーです。
送信サーバーに届いたメールが、送信先の受信メールサーバーに送られます。
メールソフトにpost1.tam.ne.jpと設定します。

届出番号(電気通信事業者):第D-08-119号
tam